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外部環境の変化を分析して、自社の新しい戦略を考えよう

「SWOT分析」
(S=Strength強み,W=Weakness弱み,O=Opportunity機会,T=Threat脅威)とは、
自社の現状を知るために、自社を取り巻く環境を外部環境と内部環境に分けて分析する手法です。
外部環境は、企業のコントロールの外にある自然、政治、法律、経済、社会、文化などのマクロ的な環境と、業界の動向、得意先の変化、仕入先の変化、同業他社の動きや自社の周囲の 変化などのミクロ的な環境に分類されます。
内部環境とは、商品力、技術力、生産力、営業力、経営者、管理者、社員、組織風土、財務、 情報など、企業がコントロールできる経営資源などをいいます。
SWOT分析を活用すれば、外部環境の機会と、内部環境の強みを組み合わせて経営改善
に結びつけた戦略の検討が可能になります。
これまで成立していたビジネスが成り立たなくなる前に外部環境をきちんと捉え、自社の経営を再確認してはいかがでしょうか。

  機会(O) 脅威(T)
自社にとって
有利な。安全な・役立つ
市場の変化は何か?
自社にとって
不利な・危険な・負担増となる
市場の変化は何か?
強み(S) 自社が、他社よりも
優れた・勝てる・特異な
ところは何か?
積極的攻勢に出る
・迅速に行動し、緒戦に勝つ
・余剰資源をすべて注ぎ込む
・将来の『金のなる木』へ
差別化戦略をとる
・顧客の価値を掘り下げる
・独自の品質を作り出す
・大義名分を掲げる
弱み(W) 自社が、他社よりも
劣る・負ける・苦手な
ところは何か?
弱みを改善する
・弱みの克服策を立てる
・社内で努力を継続する
・チャンスが来るまで待つ

撤退(放棄)する
・大騒ぎしない
・期限を設け、徐々に手を引く
・他社の浸食を黙認する