自分（自社）のユニークネス（強み）発見のヒント

自社の強み（事業や特長）は、どこにあるのか、顧客から見て、自社の何が評価されているのか、
を考えてみましょう。一つひとつは、小さな強みや特長であったとしても、それらを積み重ねること
で総合力として発揮できないか考えてみましょう。

1.　顧客から見た自社の強みを発見するためのヒント

以下のような点などをヒントに、自社の強みを見つけてみましょう。
・ 商品やサービスを低価格で提供することができる。
・ 限界利益率の高い商品やサービスがある。
・ 商品やサービスの供給・提供が安定している。
・ 商品やサービスの品質が高い。
・ 納期が早い。サービスの提供が迅速である。
・ 技術やノウハウに独自性がある。
・ 商品やサービスが顧客のニーズに応えることができている。
・ 商品やサービスの信頼性、安心度が高い。
・ 固定客・リピーターが多い。
・ 為替、景気の動向、天候等の外的要因の影響を受けにくい。
・ 新しい顧客や市場開拓に余念がない。
・ インターネット販売や業務の電子化などＩＴ化が進んでいる。
・ 海外や他社にライバル商品や代替品が少ない。
・ 新しい商品・サービスが開発できている。
・ メンテナンス、アフターサービスなどの品質以外の面の評価が高い。
・ 顧客へのアドバイス、助言、情報が発信できている。
以上をヒントに、さらに次のような強み・特長はないでしょうか。
◆これだけは負けないと言える強みはないか？
◆絶対的な強みとはいえないが、自社らしい長所と思えるもの（例：商品力、サービス力、技術力、
販売力、価格力、顧客対応力等）はないか？
◆ 目に見える強みと思えるもの（経営理念等）はないか？

2.　参考：桑田真澄の語録

・ 「野球も人生もうまくいかないのが当たり前」
・ 「地道に練習を続けていけば、ある日ポーンと突き抜けることがある」
・ 「理想の投手に近づくために、どんな人にでも臆することなく話しを聞きに行った」
・ 「道具を粗末に扱う選手はプロフェッショナルではない」