お知らせ

自社の事業内容(強み等)を整理してみよう

生産性を向上させ経営力を高めて会社を継続発展させるためには、自社の特徴や強みは何か、それ
が利益にどうつながっているのかといったことを客観的にとらえ、経営を掘り下げてみることが必要です。

1. 事業を評価する着目点

金融庁の指導により、融資の際、金融機関は担保や保証に過度に依存せず、
会社の事業内容や成長可能性を重視する「事業性評価」を実施することが求められています。
「事業性評価」とは「金融機関が、現時点での財務データや担保・保証にとらわれず、企業訪問や
経営相談等を通じて情報を収集し、事業の内容や成長可能性などを適切に評価すること」を言います。
中小企業には、「赤字になりやすい」「債務超過になりやすい」「財務状況の回復に時間が必要」といっ
た特性があり、金融機関には柔軟な判断が求められます。そこで金融庁は、金融機関が目利き能力を
発揮して、融資や助言を行い、企業や産業の成長を支援するという金融機関の基本的な役割をしっか
りと果たすように、事業性評価に基づく融資等を促しています。

2. 事業の特徴や強みを書き出す

企業において、自社の事業の特徴や強みをきちんと客観的につかんでおくことは、融資を受ける場合のみならず、経営計画を作成する際の資料に活用できるなど経営に役立ちます。自社の事業内容(強み等)を把握し整理しておきましょう。