ブログ:勤労勤勉。
最近では、アベノミクスによる景気のいい話を聞かない日はありませんが、私自身がお客様からお聞きしている範囲では、アベノミクスの影響を感じるという方はほとんどいません。影響を受けるのはこれからからなのかもしれませんが、リーマンショック以後暗い話ばかりでしたので、明るい話題がでてきただけでも一歩前進した気がします。特に製造業は円高等の影響で価格競争力が失われ海外に拠点を移し、それに伴い鹿児島から撤退する企業が相次ぎ多くの雇用が失われました。今後は、アベノミクスの効果で円安が進んだことにより少し海外移転の流れが止まるかもしれません。加えて、賛否両論あるとは思いますが、川内原発が全国でも先駆けて再稼動する可能性が高まっています。経済的には原発が再稼動すれば、受ける恩恵は大きいので明るいニュースです。
お客様でこの厳しい環境の中、利益をだしているお客様の一つの特徴として非常によく働き、勉強熱心ということがあげられます。世間的な流れからいくと、ゆとり教育等の影響からか、企業においても完全週2日制、できるだけ残業をしないという風潮でありますが、まさしくその逆をいっています。土日も働いたりとか、夜遅くまで働くとか、資格取得、本業及び周辺業務に関することにも勉強熱心です。まさしく戦後の日本が飛躍的に発展した原動力が、勤労・勤勉であったように、よく働きよく勉強するというのが成功の原点なのかもしれません。最近では、世界各国が受験戦争が過熱したり、長時間労働が当たり前となって、日本がゆったりとしているなか、諸外国は猛烈に働き勉強するようになっています。残念なことに、今では日本人が、勤労、勤勉であるというイメージは諸外国ではあまりなくなっています。経営の合理化とか効率化も重要ですが、その前にやはり当たり前ですが、利益を上げるには一生懸命皆が一丸となって、努力するしかないのだと改めて実感しています。