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業績改善の打ち手~自己点検チェックリスト~


業績改善の前提には、黒字経営を目指すということがあります。
業績改善の打ち手を考えるヒントを、限界利益率の改善、固定費の削減、売上アップの3つの視点からチェックできる形式 で掲載しました。
これまで当たり前のようにやってきたことを改めてみることも大切です。

1.限界利益率を改善する

  • 販売価格を改善する

限界利益率は、売価を上げることで改善されますが、そう簡単に売価を上げることはできません。 ならば、値引きを減らすことはできないでしょうか。例えば、値引率10%の会社が、値引率を9%に 抑制することができれば、売上高経常利益率はおよそ1%改善されます。安易な値引きや社長の知らない値引きなどがないか確認してみましょう。その他、無料になっているサービスの有料化や、付随コストの価格転嫁などを検討しましょう。

  • 変動費の引き下げ

商品・材料の仕入単価、外注加工費など、購入単価の引き下げができなければ、単価の安いものへの切り替え、品質や機能の見直し、材質や加工方法の変更なども検討します。調達先や調達方法を変えてみるのも大切な視点です。取引が長いとか、長年の貢献も大事ですが、価格、品質、納期の観点から仕入・外注先との交渉や見直しが必要かもしれません。
また、不良、手直し、返品、事故、手待ちなどのミス・ロスは利益の足を引っ張る要因ですが、社内の努力で削減が可能であることから、社内一丸で取り組みましょう。

2.固定費を削減する

限界利益の範囲内で、固定費を使えば黒字、限界利益以上に固定費を使ってしまうと赤字になります。人件費、設備関連の経費など、固定費の主な増減理由は何か、その具体的内容を確認します。
さらに、その支出はスポット的なものなのか、どの部門の固定費の増減が大きいのか、売上高や限 界利益率の伸び率と比べて固定費の増加率は大きいか、など他の金額の変化も交えつつ、増減理由を確認します。
また、節約によって使用量を減らすという発想も必要です。節約は、全社員の共通認識が必要ですから、社内で話し合ってみましょう。

3.売上アップを図る

売上アップ策の視点は、新たな販売ルートの開拓、新たな市場への進出、新たな商品・サービスの 開発の3つです。加えて、売上が伸びない中で利益を増やすには、成長商品を重点に置く、他社と差別化できる特長を発揮することが必要になります。